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Introduction

下位葉から始まる黄化症状、「そろそろ肥料切れかな」で済ませていませんか。それ、苦土(マグネシウム)欠乏かもしれません。今回は見分けにくい苦土欠乏と鉄欠乏の症状の違い、そして両方に同時対応できる葉面散布資材「ナイスマグ」をご紹介します。

苦土欠乏はなぜ起こる、なぜ厄介なのか

苦土(マグネシウム)欠乏症は、実は生育初期には現れません。症状が表面化するのは果実が肥大する時期で、このタイミングで多量のマグネシウムが果実側へ移動するため、古い葉(下位葉)に欠乏症状が現れます。つまり「肥大期に入ってから急に古い葉が黄化してきた」というのが典型的なサインです。
放置すると、リン酸・ケイ酸の吸収も悪くなり生育不良・耐病性の低下につながるほか、花芽の生成にも影響し、結果として果実の糖度低下という形で収量・品質に跳ね返ってきます。

苦土欠乏の見分け方 — ポイントは「どの葉から黄化するか」

苦土は植物体内で移動しやすい養分のため、植物は古い下位葉から新しい上位葉へと苦土を移動させます。その結果、葉緑素が失われた下位葉から黄色く変色していきます。
ここが鑑別のポイントです。上位葉から黄化が始まる場合は、苦土欠乏ではなく鉄欠乏症の可能性が高いとされています。

実は同時に起こりやすい「苦土欠乏」と「鉄欠乏」

圃場では苦土欠乏と鉄欠乏が同時に発生するケースが少なくありません。上の鑑別法で見分けられればよいのですが、実際の圃場では両方の症状が混在し、どちらから手をつければよいか判断に迷う場面が出てきます。
旭化学工業の葉面散布用微粉末肥料「ナイスマグ」は、まさにこの点に着目して設計された製品です。苦土欠乏と同時に発生しやすい鉄欠乏に対応するため、鉄をはじめとする微量要素と、果実肥大に有効なリン酸・カリをバランスよく配合しています。水に溶解しやすい微粉末タイプで扱いやすく、「苦土だけ」ではなく実際の圃場で起こりやすい複合的な欠乏状況に、一本でアプローチできます。

使用方法

対象作物:果菜類(ナス・トマト・キュウリ)
希釈倍率:500〜1000倍
散布回数:1〜3回

対象作物:葉菜類(カンラン・ハナヤサイ)
希釈倍率:500〜1000倍
散布回数:1〜3回

対象作物:柑橘類、ブドウ、リンゴ、ナシ
希釈倍率:500〜1000倍
散布回数:1〜3回

【効果】
苦土欠乏症に速効的に作用して回復を早め、微量要素欠乏にも有効です。

【成分】
リン酸6.0、カリ4.0、苦土(マグネシウム)17.0、ホウ素0.5、鉄0.1、銅0.01、亜鉛0.02、モリブデン0.3

こんな場面で

〇果実肥大期に入ってから、古い葉(下位葉)で黄化が目立ち始めたとき
〇圃場で苦土欠乏と鉄欠乏の症状が混在していて、原因の切り分けに迷うとき
〇糖度・品質を落とさず肥大期を乗り切りたいとき

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