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2024.10.28 コラム

11月の菜園カレンダー

11月は、秋から冬への変わり目で、家庭菜園を整え、冬越しの準備を進める大切な月です。

本州中間地の気候に適した11月のたねまきや定植、寒さ対策を中心に、家庭菜園初心者にもわかりやすく解説します。専門店の視点で、家庭菜園でやるべきことをしっかりチェックしていきましょう。

11月におすすめのたねまき・定植品目

11月は、育てる品目を厳選し、冬を越すための準備を整える月です。以下は、11月にたねまきや定植が可能な品目の例です

【たねまき】

  • ホウレンソウ
  • 小松菜
  • 漬菜各種
  • エンドウ豆
  • ソラマメ

【定植】

  • 春どりキャベツ苗
  • たまねぎ苗(11月上旬までに)

自然環境対策

11月は朝晩の冷え込みが強くなり、冬の気配が近づいてきます。特に、温度変化や霜から作物を守るための工夫が重要です。

防寒対策の重要性

温度が一段と下がり、作物にダメージを与える可能性があるため、必要であれば防寒シートや寒冷紗を利用しましょう。春先に向けた作物を保護し、成長を促します。

霜対策

霜が降りると葉が痛みやすくなるため、苗や成長途中の葉物野菜には、ビニールトンネルやマルチングで霜よけ対策を行います。特に小松菜やほうれん草などの葉物野菜に有効です。

日照の確保

日照時間が短くなる時期ですが、日中の光をしっかり取り入れることで、作物の成長をサポートできます。風通しのよい場所で栽培することで、光を効率的に活用しましょう。あまりにも日照が少ない場合は光合成サイクルを効果的に回すBS資材も検討すると良いでしょう。

まとめ

11月は、家庭菜園を冬に備える重要な月です。低温に耐えられる品目を選び、霜や温度管理に注意しながら、菜園を整えましょう。家庭菜園初心者でも安心して栽培できるよう、必要な防寒資材や種苗は、ぜひ信頼のある種苗専門店でお求めください。11月の準備が整うことで、春の収穫がさらに充実したものになります。

11月の家庭菜園を最大限に楽しみましょう!