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2024.09.26 コラム

10月の菜園カレンダー

秋本番の10月は、家庭菜園を整え、次の収穫シーズンに向けての準備を進める最適な時期です。

中間地では、気候が安定しつつあり、たねまきや植え付けが盛んに行われます。この記事では、10月に家庭菜園でやるべきことや、植え付けに適した品目、そして自然環境への対策を専門店の視点から詳しくご紹介します。

10月におすすめのたねまき・定植品目

10月は秋冬野菜のたねまき時期です。ここでは、10月にたねまきや定植が適している品目をご紹介します。

【たねまき】

  • ホウレンソウ
  • 小松菜
  • 漬菜各種
  • 春どりキャベツ
  • エンドウ豆(10月下旬~)
  • ソラマメ(10月下旬~)

【ナマモノ系】

  • にんにく

【定植】

  • 春どりキャベツ苗(10月中旬~)
  • イチゴ苗
  • たまねぎ苗(10月中旬~)

自然環境対策

10月は、気温が下がり始める一方で、地域によってはまだ暖かさが残ることがあります。お住まいの地域の気候に合わせた対策をしっかりと行いましょう。

気温管理

朝晩の冷え込みが強くなり、昼間との温度差が大きくなってきます。植物がストレスを感じないよう、適切な寒冷紗や防寒対策を行いましょう。特に葉物野菜や苗の保護に有効です。

霜のリスク

霜が降りる前に収穫できるよう、成長の早い品種を選ぶことが重要です。霜の影響を受けやすい作物には、ビニールトンネルや防寒シートを使って霜よけを行いましょう。

雨対策

10月は秋の長雨が発生しやすく、過湿による根腐れのリスクも高まります。排水性の良い土壌を作り、水はけを確保することが必要です。場合によっては酸素供給剤なども有効です。

まとめ

10月は、家庭菜園にとって非常に重要な時期です。秋冬野菜のたねまきや定植を適切に行い、気候に合わせた環境対策をしっかりと行うことで、収穫の成功が期待できます。

10月の家庭菜園を最大限に楽しみましょう!